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できれば頭寒足熱の床暖房に

2011.09.30

人間は足の裏に温点という暖かさを感じとる場所があるので、床暖房は暖房の中でも理想の形式といえます。床暖房は、韓国ではオンドル、日本ではコタツも同じ形式のものです。普通の温風ヒーターは室内の空気を暖めます。したがって、窓を開ければたちまち室内は寒くなります。ところが床暖房は、窓を開けても暖かさは簡単に逃げていきません。コタツは、現在でも日本の住宅には冬になると登場するものの一つとしてあげられます。コタツと言っても、最近では熱源のほとんどが電気を使っています。簡単に移動できる電気コタツ。移動できない掘りコタツと違います。移動できるコタツは、室内の模様替えも気軽にできます。しかし、足をのばしたり、座っていたりで、かなり面倒です。そのかわり片づけるのも、片づけた後をもと通りの畳の平面として使うのも簡単です。一方、掘りコタツは移動できない不便さと、コタツをはずした後に平面として畳を使うには、それなりの手間がかかります。とは言うものの、掘りコタツはゆっくり腰をかけてコタツに入れる仕組みなので、年寄りだけではなく、若い人達にも最適です。足が痛くて椅子に座りたいという年寄りが増えています。そんな人達にも腰かけていられる掘りコタツはピッタリです。掘りコタツは、移動可能のコタツに比べると片づけるのが面倒なので、夏になったら−と心配する人もいます。ところが、夏は布団などコタツにかけるものをやめて、涼し気なレースやプリントの布をかけるだけにしておけば、やっぱり腰をかけて楽に座れて、しかも涼し気に使うことができます。つまり、動かせなくても、掘りコタツには掘りコタツの良さがあるということなのです。昔からある日本のコタツは、頭寒足熱の理にかなっているわけです。とは言うものの、コタツは入ったらそのコタツの中だけが温かく、出るのがいやになってしまいます。したがって、室内で身体を動かすのがおっくうになってしまいます。それが床暖房ならば、部分だけではなく、部屋全体を暖めることができます。したがって老人専用の居室の暖房には、最も床暖房が適していると言えます。

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