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家の価格とは

2011.10.07

家の価格というのは、大きく言えば材料費と人件費に分けることができる。床はすべて大理石張り、キッチンは輸入物といった具合に、よほどふんだんに設備、仕上げにお金をかけるのでなければ、ほとんどの家というのは材料費と人件費はほぼ半分くらいである。仮に原価が2000万円の家は、1000万円が材料費であり、人件費でもある。しかし、これは通常の一般の家づくりをした場合である。建売住宅の場合は同じ材料を使えば、材料費は変わらないが、人件費は半分以下の500万円以下でできてしまう。なぜなら、普通大工と呼ばれる職人の1日の日当は、いくらデフレと言われても最低2万円はかかるが、建売住宅の場合は1万円以下の職人を使うからだ。1人は熟練の大工がいて、あとは若い茶髪のお兄ちゃんという現場を目にする機会が多くなるだろう。こうして原価を落とした建売住宅に欠陥が出やすいのは、当たり前の話だ。家づくりにおいて一番大切な施工の部分のコストを落としているからだ。当然、建売住宅を販売する業者も建築を請け負った工務店も欠陥住宅など造りたくはないだろう。しかし、熟練した職人と比べ、まだ未熟な職人では施工技術が伴わないのも事実だ。結果として欠陥住宅となってしまう。一見割安に見える建売住宅は、引き渡し後に瑕疵が発見され、メンテナンスに費用がかかることも多い。たとえ、施工がハウスメーカーであっても、実際に工事をするのは工務店だから同じ仕組みである以上、安心してはならない。

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