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完全に塩漬け状態に

2011.10.21

更地で、東京近郊に五十坪を購入した。「安く買えたんです。いや、実は特殊な条件付物件だったんですけどね、それは承知していました。その条件というのは『土地区画整理事業地内仮換地指定無し』というものです。実は、田舎のほうで地権者組合に入ってる知り合いがいて、それに知恵をつけられたんです。この指定がある土地というのは、一定区域内の整理をするんですね。ですから整理後はどの土地が自分の所有物になるかはまだ決まってないわけです。

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ややこしいというので、避けていたんでしょう。転売目的じゃあ購入できませんし、業者が手を出してもしょうがないですからね。地権者か債務不払いで競売になったんでしょう。田舎の知り合いが言うには、保証金制度があるから、仮に狭い土地に転換されてもその分差額が返ってくるから悪くないと言われたんですよ。それじゃあ、いいかな、と。退職後にでも住むかなと思っていたので。手続きを終えて、組合のほうに話を聞きに行ったら、そんなもの決まってないというんですよ、保証金ね。その上ですよ、土地の整理事業がいつ行われるかも決まってないんだというからあきれましたよ。まあ完全に塩漬け状態になっています」リスクを承知して手を出したわけだが、結果は大失敗だろう。こうした土地整理事業の中には、事業自体が頓挫して制限が設けられていない土地もあるが、中には実現まで十年、二十年といった計画もあるので、うかつに手を出すととんでもないことになるので、よほどの自信があるか、あるいは、地権者に知り合いがいて(同じ組合の)情報が得られるといったことでもない限りはやめたほうがいい。